ライブ・アースは、アル・ゴア前アメリカ副大統領らの提唱により実現した、地球温暖化防止を訴える世界規模のチャリティー・コンサート。気候問題の啓発キャンペーン「SOS(Save Our Selves 自分自身を救え)」のイベントとして、2007年7月7日、オーストラリアのシドニーを皮切りに、世界8カ国で順次開催された。日本では、千葉の幕張メッセに加え、特別会場として京都の東寺でも開催され、歌手の大塚愛や倖田來未、再結成したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)らが参加。イギリスではレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、アメリカではボン・ジョヴィなどの、有名アーティストら合計100組以上が参加するなど、エチオピアの飢餓救済を訴えた1985年の「ライブ・エイド」、アフリカの貧困撲滅を訴えた2005年の「ライブ8」に匹敵する規模の、ビッグイベントとなった。なお、日本国内において「ライブ・アース/live earth」は(株)スペースポートの商標。