富山県が作成し、1995年から販売している、日本海を中心に南北が逆転した地図。通称は「逆さ地図」。縮尺は350万分の1で、正距方位図法で描かれている。正距方位図法とは、地図の中心からの距離と方位が正しく表される図法のこと。富山県庁を基点に距離を示す複数の同心円が描かれている。日本海に面している中国や韓国、極東ロシアなどの地域と交流を進める富山県が、環日本海交流の拠点としてのピーアールを目的に作成した。発売以来、富山県刊行物センターでの売り上げ数は1位で、2010年6月末時点で約2万3000枚が販売されている。大きさはB1版、価格は1枚260円(税込み)。