在宅療養中の外来患者や、その家族などを対象に、看護師や助産師が相談や生活指導を受け付ける取り組み。2007年ごろから窓口を新設・充実させる病院が増え始め、フットケアやインスリン自己注射といった糖尿病の療養指導、助産指導、がん看護支援、禁煙支援など、扱われる分野も拡大している。システムや内容は、病院・診療所によって異なるが、おおよそ1人1回30分程度の個別相談・指導を予約制で行う。料金は、外来診療にかかっていれば無料という病院もある。指導には、日本看護協会の審査に合格し、特定の看護分野において熟練した技術と知識をもつ認定看護師が専任であたるケースが多い。そのため、病気だけでなく生活全般を支援するケアができ、予防医療を普及させて医療費を抑制、患者から聞き取った症状や既往歴などを医師に情報提供して診療時間を短縮、という面でも期待されている。