安倍晋三首相が国政の重要課題と位置づける教育改革の具体策を検討する組織。2006年10月10日の閣議決定により設置された。座長はノーベル化学賞受賞者の野依良治(理化学研究所理事長)。会議は、内閣総理大臣、内閣官房長官および文部科学大臣と17人の有識者で構成され、内閣総理大臣が開催する。07年1月24日の第5回会議で、初等中等教育を中心とした「ゆとり教育」の見直し、授業時間数を10%増やすことや、いじめている子どもや暴力を振るう子どもには厳しく対処することなど、七つの提言と四つの緊急対応を盛り込んだ第1次報告を決定した。