総務省消防庁が2010年5月18日に運用を開始した、大規模災害時に災害情報を発信する公式ツイッター(Twitter)。アカウント名はFDMA_JAPANで、アドレスは http://twitter.com/FDMA_JAPAN。ツイッターは140字以内の短文を投稿(つぶやき)しあえるインターネット上の簡易ブログだが、正体をかたる「なりすまし」対策のため、消防庁は国内の行政機関や法人としては初めて、アメリカのツイッター社の認証済みアカウントを取得した。平時は報道提供資料などのお知らせをつぶやき、震度5強以上の地震や死者・行方不明者20人以上、全半壊1000棟以上などの大規模災害発生時には、消防庁からの正確な被害情報を発信する。利用者(フォロワー)から寄せられたつぶやきは画面に表示されないが、地元の消防から報告がない重要なものは事実関係を確認したり、居住地周辺の災害情報を求める声を参考にするなど、ツイッターの双方向性を利用して情報収集にも役立てる。ただし、原則としてフォロワーからのつぶやきに個々に対応はせず、119番通報の代わりにはならない。5月27日時点で、フォロワーは約1万6700人。