総務省消防庁が防災意識を高める目的で、2007年6月1日より公開しているデータベース。日本各地に古くから伝わる「言い伝え」や、過去の災害から得た教訓などを都道府県ごとに整理し、まとめている。「ナマズが騒ぐと地震が起きる」という広範なものから、「ウミガメが高所に産卵すると高波がくる」(兵庫県)、「キジが鳴けば地震がある」(愛知県)などの「言い伝え」797件以外にも、684年(高知県・白鳳大地震)から2006年(富山県・豪雪)までの語り継がれる災害記録899件や、個人・組織の防災への取り組み、防災に関する展示施設や体験施設などの情報も収録している。