フランスのパリ市が、交通渋滞を緩和し、大気汚染を抑制する目的で、市内全域で始めた自転車のレンタル制度。2007年7月15日から開始された。約300mおきに置かれた無人のサイクルポート(駐輪場)で自転車を借り、目的地のサイクルポートに返すことができる。料金は1日で1ユーロ(約168円)、1週間なら5ユーロで、利用者は、駐輪場の発券機で、クレジットカードを使って券を買う。現在、市内750カ所に駐輪場が設置され、1万台の自転車が置かれているが、パリ市は年内に駐輪場を約1500カ所、自転車を約2万台まで増やす計画。