内閣府が2009年8月21日にウェブ上で公開した、大地震発生の際に取るべき行動を疑似体験するためのゲーム「地震に対する予防行動・避難回避ロールプレイングゲーム」のこと。震度6強の地震に際して、どんな予防対策を取らなければいけないか、どんな避難行動を取るべきか、がクイズ形式で出題され、パソコンで正しい行動を知ることができる。ゲームは、最初に「家具固定のあり、なし」「耐震強度のあり、なし」から自分の家の状況を選択し、自宅キッチンで緊急地震速報を受ける場面からスタートする。「緊急地震速報が流れた際にどう行動するか」、「揺れを感じたら取るべき行動」、「家具が散乱した室内での移動方法」「避難所に向かう前に必要な行動」など、場面ごとに行動の選択肢が出題され、正しいと思われる行動を選んでいく。選択肢ごとに行動の重要ポイントが示されるとともに、選択を間違えると生き残りレベルが減点される。レベルがゼロになるとゲームオーバー、最後まで答えると、総合評価が下される。内閣府では防災意識の向上や現実の行動を考えるきっかけになることを期待している。