日本飛行船とJTB西日本が、2007年11月23日より始める「飛行船遊覧クルーズ 東京周遊コース」で就航させる飛行船。1997年、ドイツのツェッペリン飛行船技術会社が、20世紀初頭に飛行船の代名詞として世界の空を巡ったツェッペリン型硬式飛行船を、現代の最先端技術によって復活させたもので、全長75.1m、全幅19.7m、全高17.5mの船体は世界最大。世界に3隻しかないが、そのうちの1隻を日本飛行船が保有。クルーズは、埼玉県桶川市の運航基地から、およそ90分かけて池袋、上野、浅草、汐留、六本木、渋谷、新宿の上空を回る。期間は08年1月5日までの計27運航日で、1日4便(12月31日と1月1日は2便)のフライトを予定。1月1日には早朝6時からの「初日の出フライト」もある。定員は8人で、料金は12万6000円~16万8000円。08年3月下旬には、関西での就航を予定している。