(財)社会経済生産性本部の「職業のあり方研究会」が命名、発表した、2007年度新入社員のタイプ。就職氷河期前の新入社員と違って、「細かい損得勘定で銘柄(会社)の物色を継続し、安定株主になりにくい」。採用した側が、企業戦士型社員に育成しようとしても、「常に、よい待遇、よい仕事を求めて『銘柄の乗り換え』つまり『転職』をもくろむ傾向がある」。デイトレーダーとは、1日に何度も株取引を行う個人投資家のことで、細かい利益の確保と同時に、まれに巨額の利益を得られるなど、投機性も高い。「ネットを駆使した横のつながりで情報交換が活発」なのはよいが、自分の仕事にじっくり取り組むことも必要、と報告は結んでいる。ちなみに、06年度の新入社員は「ブログ型」(一見、従順だが、時に大胆に自己主張する)、05年度は「発光ダイオード型」(きれいに光る(いい仕事をする)が、熱くはならない(冷めている))、など。