児童買春や人身取引など、子どもや女性に対する犯罪情報を、匿名で受け付ける通報制度。2007年10月1日から、警察庁が1年半のモデル事業として開始した。情報が被害者の保護や容疑者の逮捕などにつながった場合、通報者に最高10万円の情報料が支払われる。警察への通報を敬遠する人からも情報を得やすいよう、通報窓口業務は、繁華街の防犯活動などで実績のあるNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」に委託。同法人から警察庁に情報が上げられ、必要に応じて各都道府県警が動く仕組み。通報は電話のみで受け付け、電話番号はフリーダイヤル0120-924-839。通報が摘発などにつながり、情報料が発生したかどうかは、情報提供時に設定される受付番号と暗証番号を用いて、通報者自身が「匿名通報ダイヤル」ホームページ上で確認する必要がある。