20歳以上の年金加入者全員に年金加入記録を送付するという、社会保険庁が実施するサービスの名前。毎年1回、誕生月に送付される。本格的なサービスの開始は2008年4月からだが、一部先行して送付。先行の対象は、07年3月26日からは07年4月以降に35歳の誕生日を迎える加入者、同年12月には45歳と55歳以上の加入者へ拡大される予定。すでに、04年からは58歳を迎えた加入者への送付は始まっていた。このサービスは若い世代に年金への理解を深めてもらう、将来迎える老後の生活設計を立てやすくする、といったことを目的に導入された。なお、ねんきん定期便に記載される内容は、年齢によって違いがあり、35歳、45歳、58歳の加入者は加入履歴、50歳以上の場合は将来の年金見込み額(引き続き加入している場合)、50歳未満の場合は年金額の早見表が記載される。各年齢で共通なのは、国民年金や厚生年金の加入期間や加入実績に応じた見込み額、保険料納付額となる。