「ジョルジオ アルマーニ」などの高級ブランドを展開する、イタリアのアルマーニグループがオープンさせた、東京・銀座の大型旗艦店。2007年11月7日開業。竹林をイメージした外観で、地下鉄銀座駅に直結している。地上12階、地下2階、売り場面積は約6000平方メートル、地上56メートルは銀座では最高層となる。同グループの店舗としても世界最大級。地下2階から3階は「ジョルジオ アルマーニ」や「エンポリオ アルマーニ」などの衣服とバッグ、雑貨類売り場。4階は家具・インテリア売り場、5階には同ブランド初のスパ(完全予約制)が入り、10~11階は高級レストラン、バーとなっている。こうした、ファッションだけにとどまらないライフスタイルの提案で、新規顧客を開拓したいという狙いがある。06年にはグッチが同グループ世界最大規模の「グッチ銀座」をオープンさせ、07年11月30日には高級宝飾ブルガリの「ブルガリ銀座タワー」がオープンするなど、ここ数年海外ブランドの進出が相次いでいるほか、大型複合商業施設としては、07年9月に「マロニエゲート」、10月には「有楽町イトシア」がオープンしており、若者から新富裕層まで顧客取り込みに向けて、銀座の顔ぶれも変わりつつある。