新エネルギー産業や、地球温暖化対策に伴うものなど、「環境」に関連する仕事に就く人を指す。また、これとは別に、コンピューターのプログラマーやSE(システムエンジニア)などのソフトウエア産業で働く人を指すこともある。いずれも、従来のブルーカラー(blue-collar worker 直接生産現場で働く労働者)、ホワイトカラー(white-collar worker 事務系労働者)に区分することができないことから、新たな層として認識されるようになった。また、2007年10月には、「地球温暖化問題への認知を高めた」功績により、アル・ゴア前アメリカ副大統領と、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)にノーベル平和賞が授与されたり、08年のアメリカ大統領選挙でも、環境政策による雇用の創出が提起されたりしていることなどから、「グリーン」がキーワードとなっている。