マンション大手7社(住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス)がつくるポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」が、マンション購入意向者を対象に2004年から行っているアンケート調査に基づくランキング。12年9月27日、「住んでみたい街アンケート2012年度」が発表され、首都圏では吉祥寺が5年連続1位となった。2位自由が丘、3位横浜。また「住んでみて良かった街」では、1位が横浜、2位吉祥寺、3位中野となっている。参加7社のネット会員約52万人(12年6月現在)のうち、首都圏に住む約5000人の回答を集計。人気の理由として、吉祥寺は「商業施設の充実」や「日常生活の便利さ」「自然の豊かさ」、自由が丘は「おしゃれ」「洗練」「高級感」、横浜は「交通の便」「街並みがきれい」「海に近い」などが挙げられている。一方、05年から始まった関西圏では、「住んでみたい街」1位が8年連続で芦屋、2位西宮、3位夙川となった。こちらは「高級感」「ステータス」「洗練」といった理由が並ぶ。しかし、「住んでみて良かった街」では1位西宮、2位神戸、3位豊中に変わる。実際に住むと、「交通の便」や「商業施設の充実」「閑静」などが評価されているようだ(回答約1000人)。同様の調査は、リクルートの不動産住宅サイト「SUUMO」や角川マガジンズの「東京ウォーカー」をはじめ、さまざまなメディア・企業などが行っているが、いずれも吉祥寺や芦屋は根強い人気を保っている。