1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験など、自然災害から得た教訓を生かし、学校や地域で防災教育に主体的に取り組む児童や生徒の活動を顕彰する賞。1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」が正式な名称。震災から10年を機に、2005年から兵庫県、毎日新聞社、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の共催で実施されている。対象となるのは小学生、中学生、高校生、大学生で、それぞれ4つの部門に分かれ、各部門で「ぼうさい大賞」(賞金20万円)が選ばれ、その中から「グランプリ」1点(賞金40万円)が選ばれる。応募は学校、クラス、サークル活動、ボランティア活動、地域などの単位で、推薦も可能。選考するのは河田惠昭人と防災未来センター長(関西大学社会安全学部長)を委員長とする選考委員会。毎年12月に受賞団体が審査・決定され、翌年の1月に神戸市内で受賞団体の発表会と表彰式が開かれる。