東日本大震災でボランティア活動をした全国の私立大学・短期大学の有志22校が、震災後の東北(主に三陸沿岸地域)を復興するにあたり、今後10年間の継続的な支援活動を、加盟校がそれぞれの特徴を生かしながらゆるやかに連携し、円滑に実施できる環境を創出するために作った組織。2012年2月24日、運営方針の概要が決定され、文部科学省において記者発表が行われた。同年4月1日に発足。広島女学院大学の長尾ひろみ学長が会長に、事務担当校に大正大学が選出された。次世代を担う加盟校の学生が、現地に集い交流するなかで、ボランティアや研修・学習活動を体験し、社会的視野を広め人間としての成長を促すことが目的。活動の拠点は南三陸町入谷地区に建設が予定されている「南三陸研修センター」(12年7月末一部完成予定)。学生は、被災地のニーズに応じたボランティア活動を行うほか、農作業への参加、復興再生のアイデア提供などを行う。今後は順次加盟校を募集していく予定。