ケニアの女性環境活動家ワンガリ・マータイが提唱し、伊藤忠商事や毎日新聞社が進める「MOTTAINAI」キャンペーンの活動拠点として、2009年11月10日、毎日新聞東京本社のある千代田区竹橋のパレスサイドビル1階にオープンした施設。「MOTTAINAI STATION」では、同氏が1977年から行っている「グリーンベルト運動」というアフリカでの植林活動を紹介したり、風呂敷講座のワークショップや企業回収品のチャリティー販売など、「もったいない」をテーマにしたイベントを開催していく。「MOTTAINAI Shop」は、同キャンペーンのライセンス商品を販売する初の常設店舗。風呂敷やエコバッグ、マイはし、タンブラーなど、同氏の監修したアイテム約150種類を取りそろえる。同キャンペーンの提唱者であるワンガリ・マータイは、ケニアでの環境保全や女性の地位向上に努め、2004年にノーベル平和賞を受賞。05年に来日した際、物を大切にする「もったいない」という日本語に感銘を受け、これを世界の共通語として「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」と「Respect(敬意)」をコンセプトにした環境運動を展開している。