世界経済フォーラム(本部:ジュネーブ)が毎年発表している、国ごとのジェンダー・ギャップ(社会的・文化的な男女格差)を数値化したもの。評価項目は「政治」「経済」「教育」「健康」の4つの大分野からなる。2007年11月8日に発表された「世界ジェンダー・ギャップ・レポート2007」によれば、1位はスウェーデン。以下、2位ノルウェー、3位フィンランド、4位アイスランドと続き、前年同様北欧の4カ国が上位を占めた。日本は128カ国中91位と低評価(前年は115カ国中80位)。「国会議員の女性比率」(95位)、「議会議員・政府高官・管理職(の男女比)」(94位)、「同じ労働による賃金格差」(90位)などの項目で厳しい評価が目立った。なお、5位から10位は以下のとおり。5位ニュージーランド、6位フィリピン、7位ドイツ、8位デンマーク、9位アイルランド、10位スペイン。