雪印事件などをきっかけに消費者の食品表示に対する関心が高まり、また食品の品質表示のいっそうの適正化を図るという観点から、農林水産省が2002年2月15日から設けた、食品表示についての情報提供を受けるホットライン。開設窓口は全国の各農政局や農政事務所。07年10月までに受けた告発や問い合わせ、苦情は累計で7万1859件、うち告発情報は12.6%。07年度に入ってから、6月の北海道のミートホープの食肉偽装事件を機に告発が急増、10月は、三重県の赤福の不正出荷事件が発覚して以来、前年同月比で約5倍の697件と過去最多を記録した。食品の品質表示は、消費者がその食品の品質を判断し選択する上で必要なもので、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)の中に品質表示基準が定められている。