カエルやサンショウウオなどの両生類を絶滅の危機から救うために、日本を含む世界約35カ国の動物園や水族館が共同で取り組むプロジェクト。2007年8月にハンガリーで開かれたWorld Association of Zoos and Aquariums(WAZA 世界動物園水族館協会)の総会で実施が決定、9月11日までにプロジェクトが発足した。このプロジェクトでは、個体数の減った種を人工繁殖し、野生に復帰させる。なお、約60カ国の科学者が協力する世界両生類アセスメントの04年の報告では、世界の両生類5743種すべてを調査した結果、32%を占める1856種が絶滅の危機にさらされているという。