主に携帯電話で利用される、インターネットの自己紹介サイト。「プロフ」はプロフィールの略で、自己紹介文や日記を手軽に作成できる機能などがある。中高生の携帯電話の保有率の上昇にあわせて、未成年者の加入が急増している。名刺交換の要領でアドレスを交換して、友人との交流に用いるが、実名や学校名、顔写真を無防備に掲載する例が少なくないため、個人情報の流出や、「出会い系サイト」としての悪用が懸念されている。また、書き込み機能を利用した、いじめの温床になっているともいわれる。警察庁の調査では、携帯電話を所有する中高生が7割を超える一方で、携帯電話やパソコンの利用について、保護者とルールを決めている生徒は4割未満、保護者の約6割が、サイトの利用を制限するフィルタリングサービスを知らなかった。2007年2月から、携帯電話大手3社が、未成年の新規契約の際に、フィルタリングサービスについて、保護者の署名を求めるなどの対応を始めている。