東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染に直面する福島県の状況や県民の声を世界に発信するために開催される国際会議。清水修二(福島大学副学長)、赤坂憲雄(福島県立博物館館長、学習院大学教授)、玄侑宗久(作家、福島県三春町の福聚寺(ふくじゅうじ)住職)が共同代表を務める、ふくしま会議2011実行委員会が企画。2011年11月11~13日の3日間、福島市の福島大学キャンパスをメーン会場とし、県内各地で分科会なども行われる。かつて原発事故のあったチェルノブイリをはじめ、国内外から科学者や文化人、哲学者などの有識者を招き、福島のこれまでとこれからについて考える。「いのちを守る」「明日を生きる」「未来をひらく」をテーマに、食の安全、除染、雇用、100年後の子どもに残す未来などについて、専門家を交えた議論を予定している。