独立行政法人防災科学技術研究所が開設した日本全国の地震情報サイト(http://www.seis.bosai.go.jp/)。2012年7月2日より公開。同研究所では、微弱な振動も計測できる高感度地震観測網のHi-net(全国約800地点)、さまざまな周期の揺れを計測できる広帯域地震観測網のF-net(全国約70地点)、強い地震を計測できる強震観測網のK-NETとKiK-net(全国約1000地点)の3種類の地震計ネットワークを運用、観測している。これらネットワークを1つのウェブサイトに集約し、日本全国で発生している地震の詳細や速報などをひと目で把握できるようにした。画面は、24時間以内に発生した地震の分布図、現在の日本列島の揺れを示す強震モニタ(2秒ごとに更新)、最新の地震の震源情報、最近の大きな地震情報(震度4以上)の4つに分かれており、一般の人でも容易に状況が確認できるような作りになっている。