インターネット接続サービス大手のニフティが2010年3月4日から始めたサービスで、「ツイッター」に寄せられた発言をもとに、全国の花粉症マップをリアルタイムに表示するもの。ツイッターのつぶやきの中から花粉症に関する内容だけを抽出し、GPS(全地球測位システム)による位置情報やプロフィールに公開された所在地から、発言者の現在地を特定。花粉症の症状が見られるつぶやきの量を、少ない場合は青、多い場合は赤、など5色に分け、地図上で都道府県別(東京都はさらに市区町村別)に表示。データは15分おきに更新される。また、各地域の発言者のつぶやきも読むことができる。発言者が花粉症か、花粉症でないか、についても、用例検索を用いた独自の言語解析アルゴリズムに基づき判別している。言語解析には、同社が07年に設立した「ニフティ研究所」と共同研究を行っている東京大学「知の構造化センター」の技術が用いられている。