森記念財団都市戦略研究所が、都市の総合力を「魅力的でクリエイティブな人々や企業を世界中から惹きつける力」と位置づけ、2008年から独自に調査、毎年発表しているランキング。調査方法は、まず、世界の主要30都市を選定し、「経済」「研究・開発」「交流・文化」「居住・環境」「空間・アクセス」の5分野63の指標を設け評価。それに、経営者、研究者、アーティスト、観光客、都市生活者の5つのアクターを設定し、それぞれの課題に応じて評価した結果を加え、複眼的にランキングを決めている。08年版の総合ランキングは、1位ニューヨーク、2位ロンドン、3位パリ。09~11年版は、主要35都市、6分野69の指標に数を増やして調査、トップ3は08年版と同じ顔ぶれだった。12年版では、主要40都市、「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6分野70の指標に増やし調査、初めてロンドンが1位となった。東京は08~12年まですべて4位。