子どもを犯罪から守るというねらいで、警視庁が開発しホームページ上で公開している場面選択式のゲーム。幼稚園から小学校低・中学年児童を対象として、身近なゲーム方式で、子どもに直接、危険回避の方法を訴え、被害に遭うのを防ぐことが目的。ゲームの内容は、都内に住む、好奇心旺盛で怖い者知らずの小学生女子「まあちゃん」が、母親の手伝いで買い物に出て、さまざまな誘惑や危険な場面に遭遇しながら、買い物をして無事に家にたどり着くまで。例えば、ゲームセンターなど寄り道に誘う友達、まあちゃんの親が事故に遭ったから車に乗せて連れていってあげると言う、一見きちんとした身なりのおばさん、いなくなった猫をいっしょに探してほしいと物陰に誘うお兄さんなど、まあちゃんに襲いかかるトラブルに遭遇すると選択肢が発生。正しい選択肢を選んで、まあちゃんを無事お使いからお家に帰す。間違った選択をするとまあちゃんが犯罪に巻き込まれ怖い結末が待っている。ゲームを案内する警視庁のミユキ巡査や、ヤクチューくんなる極悪キャラ、ヤクチューくんを逮捕するタカユキ巡査などが登場し、警視庁らしからぬ過激さが話題になっている。