2008年7月19日に、国際天文学連合によって4番目の準惑星として承認された天体。05年、カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授らによって発見されていた。「マケマケ」は南太平洋のイースター島に伝わる人類創造と豊穣の神の名前。大きさは冥王星の3分の2ほどで、表面は凍結したメタンで覆われていると考えられている。準惑星は、07年に国際天文学連合によって導入された概念で、太陽の周りを回っているが、惑星の基準を満たさない天体を指す。惑星から「降格」された冥王星のほか、エリス、セレスがあり、今回のマケマケの承認で四つとなった。マケマケはまた、海王星以遠にあるプルートイド(冥王星型天体)として三つ目でもある。