音声をデータ化し、電話回線ではなくインターネット回線を使って通話するアプリケーション。インターネット定額プランの契約者ならば、音声データの送受信に別途通信料はかからないため、実質無料で利用できる。インターネットを介して海外との通話ができ、同時に複数の利用者間で通話できる機能をもつアプリも登場している。また、音声通話以外にメールの送受信もでき、無料メッセンジャーアプリと呼ばれることもある。スマートフォン(スマホ)の普及とともに、急速に利用が拡大した。通話には、利用者同士が同じアプリを使っている必要がある。代表的な無料通話アプリには、インターネット事業を行うNHNジャパンの「LINE(ライン)」、マイクロソフトの「Skype(スカイプ)」、ソーシャルゲーム大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の「comm(コム)」、ネットサービス企業カカオジャパンの「カカオトーク」、Viber Mediaの「Viber」などがある。