事業活動で生じる二酸化炭素(CO2)の排出量を、排出の抑制と植林や自然エネルギー利用などへの投資により相殺し、実質的にゼロに近づけること。アル・ゴア前アメリカ副大統領や、ロックバンドのローリングストーンズが支持するなど、注目を集めている。イギリスのオックスフォード大学出版局が発行するアメリカ英語の辞典「ニュー・オックスフォード・アメリカン・ディクショナリー」は2006年11月13日、同年の「ワード・オブ・ザ・イヤー」に「カーボンニュートラル」を選んだと発表した。本来は、植物を燃焼させたときのCO2排出量が、植物が光合成によって吸収したCO2の量と相殺されることを指す言葉。