東京都下水道局の降雨監視システム。港区と稲城市に設置されたレーダー雨量計、約150台の地上雨量計、近隣自治体の3つのレーダー雨量計のデータを処理して、東京を中心に東西約190km、南北約120kmの範囲の降雨状況を把握するもの。局所的な大雨の被害を防ぐために開発され、1988年より運用している。2002年からはインターネットや携帯電話のサイトでも公開されており、地図の上に、雨の強さに応じて8段階に色分けされた、250mまたは500mの正方形の網の目(メッシュ)で表示されるので、一目でわかるという便利さから、一般の利用者が増えている。なお、携帯版では「東京雨模様」という名称になっている。同様のシステムは、埼玉県、横浜市、大阪市、神戸市などでも公開されている。