基本ソフト(OS)にウィンドウズ7を採用し、携帯電話とノートパソコンの中間的サイズのディスプレーを薄い板状の本体に搭載した多機能携帯端末のこと。スレートとは粘板岩の薄い石板の意味。操作はタッチパネルで行い、無線LANなど通信機能を内蔵するなど、iPad(アイパッド)やアンドロイドOSを搭載したタブレットPCと同じ特徴をもつ。スレートPCは、2010年1月7日からアメリカで開催された「2010コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」で、マイクロソフトが初めて概要を発表した。iPadに対抗する製品と考えられ、同年7月12日には同社のスティーブ・バルマー最高経営責任者から、年内に東芝、ソニー、ヒューレット・パッカードなど21社がスレートPCを投入するとの発表があった。日本では9月にオンキヨーから国内メーカー初となるスレートPCが発表されている。