株式会社アンクが販売する不正コピー判定支援ソフトウエアの商品名。金沢工業大学知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が考案し、アンクが開発した。2009年12月末から教育機関や法人向けに販売されている。基本機能は、パソコンで作成したリポートや論文を、インターネット上の文献から無断でコピー&ペーストしていないかを検索し、判定結果を色分けで表示したり、コピー&ペーストの割合をパーセントで表示するというもの。対象の文章中でインターネット上の文献と完全に一致する部分は赤で表示され、完全に一致しなくても語尾だけを変えたなど変化の割合によってオレンジや黄色で表示される。この他、複数の文書を一括で検索・判定したり、複数の文書間でコピー&ペーストされていないかを調べることもできる。対応OSは32bit版のWindowsのみで、Windows XP SP3以上、Windows Vista SP2以上、Windows 7。検索対象にできるファイル形式は、Microsoft Word(*.docと*.docx、*.docm)、Adobe Acrobat Reader(*.pdf)、テキストファイル(*.txt)。なお、「コピペルナー」を使用するパソコンには、あらかじめMicrosoft Word 2002以上とAdobe Acrobat 8.0以上がインストールされている必要がある。価格は、スタンダードライセンスで4万5675円(税込)から。基本機能のみのスターターライセンスは9450円(税込)。