気象庁では、天気予報が誰にでも正確に伝わることを目指し、意味の「明確さ」 、言葉の「平易さ」、音としての 「聞き取りやすさ」、社会の言語感覚に合わせた 「時代への適応」の4点を考慮し、 約1200語の予報用語を定めている。2007年3月29日、1996年以来となる見直しを行った結果が発表され、約40語が追加された。代表的なものとして「猛暑日」(日最高気温が35度以上の日)、「藤田スケール」(竜巻などの突風に関する尺度として世界的に利用されている)、「熱中症」(高温に対して注意・警戒を呼びかける際に使用する)などが採用された。これらの用語は一部を除き、2007年4月1日より利用が始まっている。