プレートが衝突して生じる「ひずみ」が多数あるとされる場所のこと。ひずみが限界に達し、たまったエネルギーが解放される過程で地震が発生することがある。プレートとは、地球の表面を覆う、十数枚の、厚さ100km程の岩盤である。プレートは動いており、大陸の移動や山脈の形成などの、地質活動の要因となる。日本列島は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレート、ユーラシアプレートと呼ばれる4つのプレートがぶつかる場所にあり、世界的にも地震が多い地域になっている。その中でも、2004年新潟県中越地震、07年能登半島地震、07年新潟県中越沖地震と、新潟県を中心に立て続けに大きな地震が起こったことから、北米プレートを挟んでユーラシアプレートと太平洋プレートがぶつかる、新潟―神戸構造帯がひずみ集中帯となっているとする学説が注目を集めている。