火星の南半球にある、直径約4.4kmのクレーター。宮城県の鳴子温泉にちなんで命名された。2008年7月6日、同県大崎市の大崎生涯学習センターの問い合わせで、国際天文学連合によって08年1月付で命名されていたことがわかった。火星のクレーターのうち、直径60km以下のものについては、無作為で抽出した世界中の人口10万人未満の町のなかから地理的・文化的多様性を配慮して選ばれた町の名前がつけられる。これまでにクレーターの名称に採用された日本の地名には、「Kagoshima」「Tsukuba」などがあり、「Naruko」が10例目となる。