パソコンのデスクトップ環境の上で、特定の機能として動く便利なミニアプリケーションソフトのことで、小さなアクセサリーソフトなどとも呼ばれる。ワードプロセッサーや表計算ソフトなどのような主要ソフトではなく、時計やスケジュール管理、ニュースリーダー、天気予報、株価チェック、簡単なゲームなどさまざまなプログラムが提供されている。またウィジェットに広告機能の要素を組み込めることもあって、より魅力的なソフトツールが爆発的に増えており、ポータルサイトのグーグルが約1万、ヤフーが4000以上をそろえ、アップルも2400種類のウィジェットを提供している。さらにまたグーグルとヤフーでは、これまでウィンドウズ用に提供していたものを、MacOS用にも展開し始めている。これとあわせて、もっぱらウィジェットをダウンロードして表示させる専用の情報端末も発売されている。ウィジェットの語は、ウィンドウズ(Windows)と「小物、小道具」を意味するガジェット(gadget)による造語とされている。