2200万個という投影星数世界一の最新型プラネタリウム。これまでもギネス認定の投影星数500万個の「メガスターII」など、数々のプラネタリウムを開発してきた大平貴之が、1年半をかけて制作し、2008年6月、アメリカのシカゴで開催された国際プラネタリウム協会総会で公開。千葉県市川市の県立現代産業科学館で、8月8日~17日まで初の一般公開が行われ、最終日にはチケットを取るために徹夜組が出るほどの盛況となった。上映時間は約30分。径23mのドームに、2200万個の恒星のみならず、ほぼすべてのメシエ天体を含む、140個の星雲星団(散光星雲、系外銀河、球状星団など)を、実際の夜空さながらのスケールと明るさで忠実に再現。その奥行きある宇宙の闇と質感は、本物の宇宙に最も近い人工宇宙と言われている。