高校生や高等専門学校生などが、パソコンのプログラミング能力などを競い合うため、年に一度、会津大学(福島県会津若松市)で開催する全国大会。正式名称は、全国高等学校パソコンコンクール。主催は、会津大学、福島県、全国高等学校パソコンコンクール実行委員会。審査委員長を漫画家の松本零士が務める。2003年から開催され、06年からは以下の3部門が設けられている。(1)プログラミング部門:制限時間内に難易度の異なる問題の解答プログラムを作成し、その合計得点を競う。(2)デジタルコンテンツ部門:テーマに基づいて、動画、音楽など、Webブラウザで閲覧可能な作品を作成。(3)いちまいの絵CG部門:テーマに基づいて1枚のCG(コンピュータグラフィック)を作成。(1)、(2)は同一校の生徒2人1チームで、(3)は個人での参加となる。第8回となる10年大会は、プログラミング部門で過去最多の424チームとなり、デジタルコンテンツ部門で45チーム、いちまいの絵CG部門で372人の応募があった。11月6~7日に会津大学で本選が開催される。