株式会社ウェザーニューズ(本社・東京都港区)が静電気をテーマに、2011年1月31日~2月2日に携帯サイトを通して行った全国調査。10年から引き続き2回目。1万6078人(男性40%、女性60%)の有効回答をまとめた結果が11年2月7日に発表された。それによると、冬の間、一人当たりの静電気発生回数は平均104回。都道府県別では、茨城県の173.3回が1位、次いで2位は群馬県154.2回、3位は栃木県151.3回、4位は千葉県150.9回、5位は埼玉県142.4回と上位は関東が占めたほか、西日本で発生回数が多いことがわかった。反対に、47位富山県31.9回、46位秋田県40.6回、45位福井県43.6回と北日本や北陸で少ない傾向があり、原因としては、降雪などで空気中の水分が多くなり湿度が高くなったことで発生が抑えられたことが考えられる。また静電気を感じ始める時期については、12月上旬がピークで、静電気を起こしやすいセーターやコートを着始める時期と一致していた。「静電気がバチッときそう…感じる直前にわかりますか?」というユニークな質問では、約7割の人が直前に静電気を察知できていることがわかった。