富士急行が展開するアミューズメントパーク「富士急ハイランド」に、2010年7月23日よりオープンするパビリオンで、サブタイトルは「実物大初号機建造計画」。同年5月12日にプレスリリースが発表された。人気アニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の世界観を楽しむもので、世界初登場となる「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機」の実物大胸像を設置して、主人公の「碇シンジ」が初めて「エヴァ」と出会った第7ケージ(格納庫)を再現した。施設面積1460平方m、総工費は1億5000万円。「初号機」の胸像は高さ約9m、幅約16m。また、実物大コックピットや、物語終盤の重要人物「渚カヲル」の等身大立像なども配してリアル感を高めるほか、ミュージアム、フォトスポット、オリジナルグッズが買えるショップなどを併設し、さまざまな楽しみ方を提案する。5月26日には富士急ハイランドのサイトで進行状況を伝える「第一次中間報告」も公開された。TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は1995年10月~96年3月の放映と同時に若年層を中心とした熱い支持を得、97年には劇場版も2作つくられた。そして2007年からは、設定とストーリーを再構築した「新劇場版」シリーズが始まり、新たな「エヴァ」現象を起こしている。