選手の獲得賞金がすべて寄付に回されるアメリカ女子プロゴルフツアーの新設大会。2011年3月18~20日、アリゾナ州フェニックスのワイルドファイヤー・ゴルフクラブで第1回大会を開催。寄付金の総額は100万ドル(約8400万円)で、うち50万ドルはアメリカ女子プロゴルフ協会(LPGA)財団のジュニア育成基金に、残り50万ドルは選手が指定する慈善事業に寄付される。寄付先指定の金額は優勝者が20万ドル、2~10位の各選手が合計30万ドル。選手は賞金を手にできないが、金額が賞金ランキングや世界ランキングのポイントに反映される。1950年にLPGAを発足させた13人の創設者たち(ファウンダーズ)の意志を再認識し、ゴルフ界の未来を支えていこうという取り組みで、RRドネリーは大会スポンサーを務める北米最大の商業印刷会社。