「人間のおしりにかみついて元気を与える、虫に似た、やんちゃな妖精」を歌ったもので、NHK「みんなのうた」で、2007年6月・7月の新曲として放送された歌。耳に残りやすいメロディーと親しみやすいアニメーションで、人気に。CDや絵本が発売され、放送期間も延長された。作詞・作曲およびアニメ制作のうるまでるびは「うるま」と「でるび」の2人組で、アニメーション、コンピューターのソフトウエア、書籍など、ジャンルにこだわらず企画・制作を行うコンテンツクリエーター。子供番組「ウゴウゴルーガ」(フジテレビ系、1992~94年)内のアニメーション「しかと」や、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載された「おれボテ志」といった作品がある。「みんなのうた」は61年から放映されている、5分間の子供向け音楽番組。童謡風の曲を基本に、トップ・ミュージシャンが参加したり、実験的な作品が流されることもある。「山口さんちのツトム君」(76年)や「ビューティフル・ネーム」(79年)、近年では「WAになっておどろう~イレ アイエ~」(97年)や「大きな古時計」(2002年)など、この番組から生まれた大ヒット曲も多い。