アフロヘアの孤高の剣客を主人公とする無国籍マンガ。岡崎能士(たかし)原作。2007年1月にハリウッドスター、サミュエル・L・ジャクソンの主演(声優)でテレビアニメ化され、アメリカで大きな反響を巻き起こした。日本でも、同年5月にWOWOWで放映され、10月には劇場版オリジナルも公開された。09年1月には「キル・ビル」のルーシー・リューや「スターウォーズ」のマーク・ハミルなど豪華俳優陣を起用した続編「アフロサムライ:レザレクション(AFRO SAMURAI RESURRECTION)」が放映され、美術監督を務めた池田繁美が第61回エミー賞アニメーション個人部門審査員賞を受賞。同作は同年12月12日より劇場版として日本でも公開された。原作「アフロサムライ」は、1998年、岡崎が仲間6人で刊行したわずか200部のミニコミ誌で初めて発表。数年後、趣味でつくった同作のフィギュアがアニメ制作会社「GONZO」スタッフの目にとまり、1分ほどのパイロット版を作成。これを目にしたサミュエル・L・ジャクソンが、自らプロデュースと主演を買って出たのがシンデレラストーリーの始まりという。日本公開に合わせて、今回初めて原作コミックスも刊行された。