韓国(Korea)のポップミュージックのこと。その礎を築いたのは、1992年にデビューしたグループ、ソテジワ・アイドゥルだと言われている(96年解散)。韓国の歌謡界で、初めてダンスミュージックやラップを取り入れた楽曲を発表、大きな話題となり、一躍若者たちのアイドルとなった。その後も90年代後半に、H.O.Tや神話、godなどさまざまなグループがデビューし、歌謡界だけではなくテレビやドラマなどでも活躍、幅広い年齢層に受け入れられた。日本では、2001年に日本デビューした15歳の少女、BoAの活躍を皮切りに、東方神起、SUPER JUNIOR、BIGBANG、超新星などの男性グループが圧倒的な人気を博し、日本におけるK-POPの地位を不動のものとした。さらに10年には、これまで日本でのK-POP人気をけん引してきた男性グループに加え、KARAや少女時代などのガールズグループが日本に進出。その歌唱力とスタイルの良さ、ダンスなどのパフォーマンスのレベルの高さから、爆発的に人気が高まっている。K-POPは日本のみならず、中国やタイ、台湾などのアジア全域でも人気が高い。なお、BIGBANGが所属するYGエンターテイメントの代表は、ソテジワ・アイドゥルのメンバーだったヤン・ヒョンソク。