いずれも2008年にJRA(日本中央競馬会)が導入する、馬券の「払戻金の上乗せ」に関する名称。「JRAプレミアム」は、特定のレースに限り、通常の計算式による払戻金に加えて、売り上げの5%相当を払戻金に上乗せするもの。東京優駿(日本ダービー、JpnI)や有馬記念(GI)など、14レースの全馬券が対象となる。「JRAプラス10」は、馬券が的中しても購入額と払戻額が同じになる、いわゆる「100円元返し」(オッズが1.0倍)の解消を狙ったもので、払戻金の最低額を10円上乗せの110円とするもの(オッズは1.1倍)。こちらは年間の全レース、全馬券が対象となる。ただし、払戻金と上乗せ額の合計が「売り上げの総額」を超えてしまう場合は、例外的に「100円元返し」になる。