アナログレコードについての様々な知識を問う検定。2010年10月10日、東京の明治大学で第1回が開催される。国内で唯一のレコードメーカーである東洋化成(本社、東京都港区)が中心となる検定委員会が実施するもので、音質の良さや、ジャケット文化など、レコードの良さを再認識してもらうことが目的。レコードやオーディオについての知識が問われる「共通問題」と、ロック、ポップス、ジャズ、クラシック、歌謡曲、ヒップホップ、ダンスミュージックの全7ジャンルから2ジャンルを選んで答える「選択問題」に分かれる。それぞれ50問ずつで100点満点。50点以上の得点者には認定証が発行され、成績上位者には、表彰盾(たて)や、高級ステレオカートリッジ(レコード針)などの賞品が贈られる。出題者は、小川隆夫、湯浅学、吉田明裕の3人の音楽専門家。公式ホームページには、例題として、「ドーナツ盤の穴が大きいのはなぜ?」「中森明菜のアルバム『不思議』のLPは世界初のどんなレコード?」などが示されている。参加の申し込みは9月26日に締め切られた。