民間の気象情報会社ウェザーニューズが、2009年12月21~23日に行った日本全国の「寒がり度」の調査。10年1月5日に調査結果を発表した。全国のウェザーリポーター6767人(男性44%、女性56%)に携帯電話を使って、着ている服の枚数と身につけている防寒用小物の数を報告してもらい、調査日の朝の気温との関連を分析したもの。気温は「氷点下10.0度以下」から「10.1~15度」までの5段階に分けた。結果、都道府県別では、全国の平均個数より1.16個多く服や防寒小物を身につけていた秋田県が寒がり度1位、次いで山梨県(+1.09個)、山形県(+1.06個)の順だった。また、人口の多い都市に住む人ほど、着ている服の枚数や小物の数が全国平均よりも多く、東京都+0.03個、大阪府+0.17個、千葉県+0.16個、兵庫県+0.14個だった。さらに、男女別の結果では、気温の高低差に関係なく男性よりも女性のほうが身につけている服や小物が多いこと、コートにかける金額は男性平均1万8827円、女性平均1万6007円で男性のほうが約3000円高いこと、寒さ対策に一番気を遣っているのは60代女性だったことなどもわかった。