明治初期から現代までの東京の移り変わりを、各時代の古地図で知ることができるiPhone用アプリ。地図や空中写真などの刊行物を販売する(財)日本地図センター(東京都目黒区)が、2010年9月に発売したもの。明治初期(文明開化期)、明治末期、関東大震災直前、昭和初期、昭和30年代(高度成長前夜)の5つの古地図と、現代の地図、航空写真、地形図を選択し、位置を対応させて見ることができる。さらに、GPS情報と対応することで、今、立っている場所の昔の様子をその場で確認することも可能である。たとえば品川駅付近を表示して、明治末期の地図を選択すると、駅の東側一帯は海であったことがわかる。各時代の地図には、当時の地図記号などの凡例や解説がついている。