国際マインドスポーツ協会(IMSA)を構成するブリッジ、チェス、ドラフツ(チェッカー)、囲碁と、シャンチー(象棋 中国将棋)の5競技により、2008年10月に北京で第1回が開催される、頭脳スポーツの世界大会。「頭脳五輪(オリンピック)」と俗称されることもある。大会は、中国政府と北京市の協力を得て、北京オリンピックの会場を使用し、10月3~18日の16日間にわたり、個人戦、チーム戦など5競技36種目で金、銀、銅のメダルを競い合う。100カ国以上、約3000人の選手の出場が見込まれており、日本からは「WMSGチームジャパン」として計約70人の参加が予定されている。メダルを期待される囲碁には、山下敬吾王座や高尾紳路(秀紳)本因坊、河野臨天元、梅沢由香里女流棋聖など、プロを中心に20人が候補選手に選ばれ、シャンチーの日本代表には将棋界から所司和晴7段が選ばれている。